廃車後の自賠責、そのままにしていませんか?
自動車税の還付は知っていても、自賠責保険の返金(返戻金)は取り逃している人がかなり多い——実務をしていての率直な印象です。
自賠責の返金は自動では戻ってきません。自分で保険会社に解約手続きをした人だけが受け取れます。この記事で条件と手順を確認してください。
返金の条件は2つ
1. 抹消登録(一時抹消 or 永久抹消)が済んでいること
車を解体しただけ・放置しているだけでは解約できません。
2. 保険の残り期間が1ヶ月以上あること
残りが1ヶ月を切っていると返戻金は発生しません。
つまり「車検が残っている車を廃車にした人」はほぼ対象です。抹消登録をしたら、すぐに保険会社へ連絡——これが取り逃さないコツです。
返金額の目安
自賠責保険料の残り期間に応じた金額が戻ります。車検2年分をかけた直後に廃車した場合など、残期間が長いほど返戻金は大きくなり、1万円を超えるケースもあります。正確な金額は保険会社が残期間から算出してくれます。
解約手続きの流れ【3ステップ】
ステップ1:自賠責保険証明書で保険会社を確認
車検証と一緒に保管されていることが多い「自賠責保険証明書」に、保険会社名と証明書番号が書かれています。
ステップ2:保険会社の窓口・コールセンターへ連絡
「廃車に伴う自賠責の解約」と伝えると、必要書類を案内されます。一般的には次のとおりです。
- 自賠責保険証明書(原本)
- 抹消登録が確認できる書類(登録事項等証明書、一時抹消登録証明書の写しなど)
- 本人確認書類
- 返戻金の振込先口座
ステップ3:書類提出 → 後日振込
解約日は保険会社が書類を受け付けた日が基準になるのが一般的です。連絡が遅れるほど返戻金は減っていくので、早めに動きましょう。
注意点3つ
- 証明書をなくした場合:保険会社で再発行できます。あきらめずに連絡を
- 業者に廃車を依頼した場合:自賠責の解約は所有者本人の手続きです。業者任せにせず、抹消完了の書類を受け取ったら自分で保険会社へ
- 任意保険も忘れずに:自賠責とは別に、任意保険の解約(または車両入替)も必要です。等級を守りたい場合は「中断証明書」の発行を頼むと、将来また車に乗るときに等級を引き継げます
廃車で戻ってくるお金は3つセットで回収
| 戻るお金 | 手続き |
|---|---|
| 自動車税(種別割)の月割還付 | 抹消登録すれば自動で通知 → 詳細 |
| 自動車重量税の還付 | 永久抹消時に運輸支局で申請 |
| 自賠責保険の返戻金 | 保険会社へ自分で解約連絡(本記事) |
これから廃車にする方は、手続きの手間なしで買取額もつく可能性がある廃車買取業者の利用も検討してみてください。
よくある質問
Q. 車検切れの車ですが返金はありますか?
A. 車検が切れていても自賠責の期間が1ヶ月以上残っていれば対象です(自賠責は車検とズレていることがあります。証明書の期限を確認してください)。
Q. 解約したあとに車を再登録したくなったら?
A. 新たに自賠責に加入し直せば再登録できます。
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※本記事は2026年8月時点の情報です。手続きの詳細は契約先の保険会社にご確認ください。
どこから手をつけるか迷ったときは、0円で処分する前に読む見極め方に順番をまとめています。

