廃車を部品取りにする前に|自分で外して売る場合と車ごと売る場合、どちらが残るか

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結論:部品を外す前に、車のまま査定を取ってください

「どうせ廃車だから、使える部品を外して売ってから処分しよう」と考える方は多いです。その判断は、部品を外す前に車ごとの査定額を知ってからにしてください。

理由は単純で、買取業者が付ける値段の中には、すでに「部品として売れる分」が入っているからです。業者は車を仕入れたあと、部品を取り、残りを素材として売ります。廃車に値段がつく理由で説明した仕組みです。先に自分で外すと、その分だけ車の値段は下がります。

つまり問いは「部品を取るか取らないか」ではなく、「自分で外して売る手間に、車の値下がり分を上回る見返りがあるか」です。

自分で外して売る場合に起きること

売れる部品と、売れにくい部品

個人間の売買や中古部品の買取で動きやすいのは、次のようなものです。

  • ホイール・タイヤ(溝が残っているもの)
  • ナビ・オーディオ・ETC車載器
  • ドアミラー・ヘッドライト・テールランプ(割れていないもの)
  • バッテリー(比較的新しいもの)
  • カスタムパーツ(マフラー・サスペンション・エアロ)

一方で、エンジンやミッションは個人で外せません。シートや内装は需要が限られ、送料のほうが高くつくことがあります。

見落としやすい3つの手間

  1. 外した後の車体の扱い。部品を抜いた車は「不動車」として扱われ、引き取りの値段が下がるか、逆に処分費用がかかります
  2. 保管と発送。売れるまで部品を置く場所が要ります。大きな部品は発送費がかさみます
  3. 時間。出品・質問対応・梱包を考えると、数千円の部品のために何時間も使うことになります

「外した部品がいくらで売れたか」より、「部品を抜いた車体がいくらになったか」のほうが結果を左右します。

車ごと売る場合に起きること

買取業者に車のまま渡すと、業者側が部品を取ります。査定のときに「このナビは外して手元に残したい」と伝えれば、その分を差し引いた値段で話ができます。残したい部品だけ先に決めて、それ以外は車ごと渡すのがいちばん手間が少ない形です。

事故車や不動車でも、部品の価値を見て値段を付ける業者はあります。→ 事故車買取おすすめ業者の選び方/動かない車も買取できる?

車ごと売る場合は、複数の業者に見てもらうのが前提です。1社目として使える、全国対応の買取サービスの一例です。

→ 車の高価買取・高額査定なら【ソコカラ】

対応地域や条件は変わることがあります。必ず公式サイトで直接ご確認ください。

部品取り用に車を残すとき(廃車にしないで置いておく)

同じ車種を2台持っていて、1台を部品取り用に残す方もいます。そのときの注意点です。

  • ナンバーを付けたまま放置しない。自動車税と自賠責が発生し続けます。乗らないなら一時抹消を → 一時抹消登録と永久抹消登録の違い
  • 保管場所。公道や他人の土地には置けません。自宅の敷地でも、車体から液体が漏れると近隣とのトラブルになります
  • 最後の処分。部品を取り切った車体は、自分では処分できません。自動車リサイクル法で、解体は許可を受けた業者だけが行えます

放置した車がどう劣化していくかは車は何年放置すると動かなくなる?にまとめています。

結局どうするか:3つの型

型 向いている人 やること
車ごと売る 手間をかけたくない。部品に詳しくない 残したい部品だけ決めて査定を取る
一部だけ外して売る ナビやホイールなど、高く売れる部品が分かっている 外す前に「外した場合」の査定額を聞く
部品取り車として残す 同じ車種をもう1台持っている 一時抹消し、保管場所と最後の処分先を決めておく

よくある質問

Q. 部品を外してから買取に出すと、どのくらい下がりますか

A. 部品と業者によるので金額は書けません。ナビやホイールのように業者側でも売りやすい部品を外すと、その分がそのまま差し引かれると考えてください。外す前に「外した場合の金額」を査定で聞くのが確実です。

Q. 自分でエンジンを下ろして売ってもいいですか

A. 法律上、部品を外すこと自体は禁止されていません。ただしエンジンやミッションは個人で安全に外すのが難しく、オイルや冷却水の処理も要ります。残った車体の処分は許可業者にしか頼めないので、車ごと渡すほうが現実的です。

Q. 部品取り車として置いておく間、税金はかかりますか

A. ナンバーを付けたままなら自動車税がかかります。一時抹消登録をすれば、翌年度から課税されません。自賠責も解約できます。

Q. 外した部品はどこで売れますか

A. 個人間の売買サイト、中古部品の買取店、解体業者などです。送料と手数料を引いた手取りで比べてください。

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※本記事は2026年10月時点の情報です。買取の条件や部品の需要は変わります。査定は必ず複数の業者で取ってください。

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