廃車手続きの必要書類一覧|普通車と軽自動車の違いと取り寄せの手順

廃車の必要書類を普通車と軽自動車で比較する記事のアイキャッチ 廃車の手続き

廃車の書類は、車種(普通車か軽自動車か)と、手続きの種類(解体するかしないか)の組み合わせで変わります。ここを取り違えると、窓口まで行って出直すことになりかねません。

とくに間違えやすいのが印鑑です。普通車は実印と印鑑登録証明書が要りますが、軽自動車は認印で足ります。逆に「軽だから」と認印だけ持って運輸支局へ行くと受け付けてもらえません。

この記事では、4つのパターンごとに必要書類を表で整理しました。

!廃車に必要な書類(普通車と軽自動車の比較)

結論:まず自分がどのパターンかを確定させる

書類を集める前に、次の2点を決めてください。

1. 普通車か、軽自動車か(車検証の「自動車の種別」欄で確認)
2. 解体するか、解体せずに一時的に登録を消すだけか

この組み合わせで4パターンに分かれます。解体する場合は解体業者から受け取る番号が必須になるため、書類を揃えるのは解体のあとという順番になります。先に窓口へ行っても手続きできないので注意してください。

なお業者に買い取ってもらう場合、書類の作成と申請は業者が代行します。用意するのは車検証と印鑑くらいで済むことがほとんどでしょう。任せる相手の選び方は廃車買取業者の選び方をご覧ください。

普通車の必要書類

窓口は運輸支局です。

一時抹消登録 永久抹消登録(解体)
車検証 必要 必要
ナンバープレート 2枚 2枚
印鑑登録証明書 必要(発行3か月以内) 必要(発行3か月以内)
実印 必要 必要
委任状 代理人が行く場合(実印) 代理人が行く場合(実印)
解体報告記録日・移動報告番号 不要 必要
手数料 350円 無料

永久抹消登録には解体報告日から15日以内という期限があります。解体業者から番号を受け取ったら、そのまま放置しないでください。

軽自動車の必要書類

窓口は軽自動車検査協会です。名称も普通車とは違います。

自動車検査証返納届(一時使用中止) 解体返納
車検証 必要 必要
ナンバープレート 2枚 2枚
印鑑 認印でよい 認印でよい
印鑑登録証明書 不要 不要
申請依頼書 代理人が行く場合 代理人が行く場合
解体報告記録日・移動報告番号 不要 必要

普通車と比べて準備は軽くなります。ただし軽自動車には自動車税の還付制度がないため、戻るお金は重量税と自賠責の分だけです。この違いは軽自動車の廃車手続きで詳しく整理しました。

追加の書類が必要になるケース

次に当てはまる方は、上の表に加えて書類が要ります。

  • 引っ越しをした:車検証の住所と現住所が違う場合、住民票で繋がりを示します
  • 2回以上引っ越した:住民票では追えないため、戸籍の附票が必要になる場合があります
  • 結婚などで姓が変わった:戸籍謄本で同一人物であることを示します
  • 所有者が亡くなっている:戸籍謄本と遺産分割協議書などが要ります
  • ローンが残っている:所有者がローン会社なら、先に所有権解除の手続きをします
  • 車検証やナンバーを紛失した:車検証は再交付、ナンバーは理由書の提出で対応します

いずれも当日いきなり用意できるものではありません。心当たりがあれば早めに動いておきたいところです。

手続き全体の進め方は廃車手続きを自分でやる方法にまとめています。

よくある質問

Q. 自賠責保険の証明書も持っていったほうがいいですか?

抹消登録そのものには不要ですが、保険を解約して還付を受けるときに使います。手続きの日にまとめて済ませたいなら持参してください。

Q. リサイクル券が見つかりません。手続きできますか?

券がなくても、自動車リサイクルシステムのサイトで支払い状況を確認できます。支払い済みなら追加の負担は発生しません。

Q. 印鑑登録証明書は何通必要ですか?

通常は1通で足ります。ただし同時に他の手続きをする場合は必要枚数が増えるので、窓口へ行く前に確認しておくと安心でしょう。

Q. 手続きが終わったら証明書はもらえますか?

手続きの種類によって発行される書類が変わります。詳しくは廃車証明書とは?で解説しました。

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※本記事は2026年8月時点の情報です。必要書類・手数料・期限は変更される場合があるため、最新の情報は運輸支局および軽自動車検査協会の公式サイトでご確認ください。


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